「殺処分」で終える前に
マリンFMの番組「ヨコハマスタボ」の放送内容から横浜の話題をピックアップする当コーナー。今回は保護団体の活動から「犬を迎える」覚悟について考える。保護団体は、飼い主が放った迷子犬や個人の飼育放棄など様々な環境を経験した犬を保護し、責任を持って育てられる里親に譲渡する活動を行っている。
保護犬の中にはペットショップなどで飼われる「繁殖引退犬」と呼ばれる犬も多い。子犬を繁殖させるために劣悪な環境で飼われ、繁殖期が終われば動物愛護センターへ持ち込まれてしまう。新たな飼い主が見つからなければ殺処分となる。
同番組の担当者は「横浜は犬を連れて楽しめるスポットがたくさんあります。犬と一緒に命を育む飼い主が増えることを願っています」と話す。
タウンニュース 中区・西区版 掲載号:2021年10月21日号