飲食店の再起動へ
マリンFMの新番組「スタボ・biz」の放送内容から横浜の話題をピックアップする。
吉田新田地区で、昔ながらの立ち飲み「角打ち」を主な商いとしていた明治25年創業の老舗酒店・横浜君嶋屋。4代目・君嶋哲至社長は、日本酒「満寿泉」と出会い、「酔うための酒」から「美味しい酒」を扱う酒店に転換した。
神奈川県は水に恵まれ、泉橋酒造や熊澤酒造など蔵元が、地元産の酒米での地酒づくりに励んでおり、傑出した酒が揃う。「酒は食文化とともに発展してきた文明の粋」と表現する同店は、食とのマリアージュを考え酒をセレクト。「皆で一緒に飲む美味しい酒」を提供することでポストコロナの飲食店の再起動につなぐ。
タウンニュース 中区・西区版 掲載号:2022年4月21日号