日常に運河がある街へ

マリンFMの番組「ヨコハマスタボ」の放送内容から横浜の話題をピックアップする当コーナー。今回は、磯子区の氷取沢を水源に横浜港まで流れる「大岡川」がテーマ。江戸時代に「吉田新田」の干拓事業により大岡川と中村川に囲まれた地域(現在の関内関外)が埋め立てられ、街が形成された。戦後は米国の接収対象の地域となり、川沿いには売春宿が並ぶ歴史もあった。

 現在は、大岡川やその景観を活かした取り組みが地元団体によって行われている。先日開催された「よこはま運河チャレンジ」もその取り組みの一環だ。担当者は「時代と共に歩む大岡川を水上交通など日常的な活用により、新たな横浜の魅力の一つになると嬉しいです」と話す。

タウンニュース 中区・西区版 掲載号:2021年12月16日号
大岡川で進む水上交通(NPO法人HamaBridge濱橋会提供)

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